お昼寝布団でよく頂くご質問

春からの新しい生活へ向けての準備をする時期がやってきましたね。
毎年好評を頂いております、睡眠屋のお昼寝布団もお問い合わせやご注文が急に増えてきたように思います。
今年は例年に比べ幾分動きが早いように思うのは、やはりコロナの影響でしょうか。

 

● 睡眠屋のお昼寝布団は30周年を迎えます ●

とある一軒の保育園様とのご縁から始まった「睡眠屋のお昼寝布団」
毎年、保育園の先生や保護者の方に様々なご意見を頂戴し、試行錯誤を重ねながら今年で30周年を迎えようとしております。

おかげさまで毎年ご紹介や多くのお問合せを頂き、少しづつですが着実に事業を拡大しております。
昨年はクラウドファンディングで工場を新設させて頂き、30年前とは比べ物にならない品質・ラインナップになりました。

● 人気の中わた「綿100%」 ●

お昼寝布団の中綿には、「綿100%」「ブレンドわた」「防ダニポリエステル」の3種類があります。
お子様の体質に合わせて中綿をお選び頂けますが、中でも「綿100%」多くのお客様からご選択頂いております。

 

「綿100%」のポイントをまとめますと、このようになります。

・天然素材なので吸湿発散性に優れている

・寝心地が抜群に良い

・他のわたに比べてつぶれやすい

 

どんな素材でも長所・短所があります。
綿100%の良いところは何といっても「寝心地の良さ」と「呼吸してくれる快適な環境」の2点になります。

化学繊維特有の「落ち着きのなさ」とは無縁の天然素材100%。
子供たちもストレスなく、ぐっすりとお休みいただけます。
また、お昼寝によってたまる湿気も上手に吸収し、発散してくれますので、安心して使用できるとても優れた素材と言えます。

これだけ良い素材の「綿100%」ですが、ご使用頂くお客様からこんな質問をよく頂きます。

 

この黒いブツブツは何ですか?●

綿の原料となる「綿花」はワタの果実がはじけた後に出てくる白い綿毛の事。


この綿花を摘み取り、布団として使用できるように機械によって「製綿」するわけですが、綿花についている外側の茶色い果皮(ワタガラ)がごく少量ですが綿の中に残ってしまいます。

この綿を無地のお布団に入れると黒いブツブツに写ってしまい、汚れやカビと勘違いされる方もいらっしゃいます。

もともとは同じ綿花ですので、特に害のあるものではございません。

ご不安になるお気持ちも充分理解できます。
生地越しにうっすらと黒いものが見えたら、あまり気持ちの良いものではないですよね。

天然素材ですので、その年の作柄や作業の仕方によって、ワタガラが多い年がある事も私たちの悩みのタネ。

それでも、しっかりと呼吸ができる素材を選択することは、とても価値があると思います。