掛布団2枚とお昼寝布団1枚を打ち直し
2025年 山形県 K様
納品事例 #018
こんにちは、睡眠屋スタッフの金内です。
今回は、シングルサイズの掛け布団2枚とお昼寝布団1枚を、掛け布団3枚に打ち直しした事例をご紹介します。
お昼寝布団を再利用できるの?と思った方がいるかもしれませんが、実は再利用が可能。大切な思い出の詰まった布団を新しい形として有効活用できるのです。ぜひ最後までお読みください。
目次
お預かりした綿布団について
掛布団の状態
今回お預かりした掛布団は、どちらもシングルサイズ。
ピンク色と紺色の、とても華やかな掛布団でした。
生地を割いて中綿を確認すると、ピンク色と紺色の掛布団では中綿の質が少し異なっていることがわかりました。具体的な綿と化学繊維の割合は不明ですが、お客様は特に紺色の掛布団の感触を気に入っていたご様子。
そこで、その感触を少しでも残せるよう、すべてをまとめて打ち直すのではなく、それぞれ別々に打ち直しをすることになりました。
①「ピンク色の掛布団」+「お昼寝布団」
②「紺色の掛布団」+「目減り分の足し綿」
当店の打ち直しでは、お布団の仕上がりや使い心地を考慮しながら、このような対応も可能です。ご相談いただければ柔軟に対応いたします。
打ち直し前の写真(掛布団)




お昼寝布団の状態
お昼寝布団は、ご家族がもう使わなくなったもの。
「処分するべきか…」「何かに再利用できるのか…」と悩まれ、とりあえずお持ち込みいただいたようでした。
中綿は化学繊維を多く含んでいたものの、しっかりと綿も含まれており打ち直しは十分可能でした。
思い出の詰まった大切なお布団を、そのまま処分してしまうのはとてももったいない事。
せっかくなら有効活用して、今後も形として残したいですよね。そこで、今回は掛布団の目減り分の足し綿用として、中綿を活用することに決まりました。
打ち直し前の写真(お昼寝布団)


今回の打ち直しの特徴
思い出の詰まったお昼寝布団の打ち直し
みなさんの中にも、思い出の詰まったお布団をなかなか処分できずに、そのまま保管している方がいるかもしれません。
「使い道がなく、保管しているだけ…」そんな状態になっていませんか?
そんな時は、打ち直しがおすすめです!
打ち直しとは、ヘタってきた綿布団をふっくら快適に作り直すことだけではありません。使わなくなった綿布団や座布団、お昼寝布団を、“今の生活に合った形に作り替える” ことも打ち直しで可能です。過去の納品事例でいえば、ベッドパッドや座布団、長座布団、肌掛け布団など。もちろん今回のように足し綿として使用することも賢い活用方法のひとつです。
完成品は?
仕上がりについて
打ち直しによって、また快適にお休みいただける綿布団に生まれ変わりました。
前述にある通り、2枚の掛布団を別々に打ち直ししているので赤色の掛布団と青色の掛布団では綿の質感が異なります。掛け比べてみて、感触の違いを感じてみるのも楽しいかもしれません。
完成した綿布団の写真




打ち直しの内容と料金
ご注文の内容
・掛布団2枚とお昼寝布団1枚から掛布団3枚へ打ち直し
【お預かり品】
・掛布団(シングル)1枚
・お昼寝布団 1枚
【打ち直し】
・打ち直し前:掛布団2枚(約7.6㎏)
お昼寝布団1枚(約3.9㎏)
+目減り分の足し綿(約1.7㎏)
綿が少し足りなかったため、目減り分の足し綿を少し多めに入れました。
・完成:約11.4㎏
【完成品】
・掛布団(150×210㎝)3枚
生地:ちりめん柄赤色/裏地(白) 2枚
ちりめん柄青色/裏地(白) 1枚
中綿:約3.8㎏
料金
掛布団¥15,400円(税込)×3枚
合計¥46,200円(税込)
まとめ
今回は、掛布団とお昼寝布団の打ち直し納品事例をご紹介しました。
「処分するのはもったいないけれど、使い道がない…」という綿布団はぜひ使える形に打ち直ししてみてはいかがでしょうか。
納品事例にないものでも、「こんなものは作れませんか?」とお気軽にご相談いただければ、可能な限り対応させていただきます。
大切なお布団を有効活用して、より快適な暮らしを手に入れましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
お問い合わせは、LINE・メール・電話でお待ちしております。
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この記事を書いた人

睡眠屋スタッフ
金内 海都(カナウチ カイト)
山形県酒田市生まれ。
2024年2月に株式会社睡眠屋に入社。
現在、納品事例ブログを書くことを通じ、綿布団について絶賛勉強中。
趣味は昼寝、野球観戦、音楽鑑賞、などなど。
各SNSでも眠りに関する様々な情報やイベント情報を発信をしてます。