昔ながらの綿布団 掛敷1組→掛敷1組へ
2025年 山形県 E様 【店舗でご注文】
納品事例 #022
こんにちは、睡眠屋スタッフの金内です。
今回は、シングルサイズの掛敷1組を、シングルサイズの掛敷1組に打ち直しした事例をご紹介します。今回の納品事例の主な特徴は、丈が200cmのお布団から掛敷共に210cmの丈で打ち直しした事です。睡眠屋では高身長の方向けに「210cm」「230cm」のオプションもご用意しているのをご存じでしょうか。睡眠屋の打ち直しは、このようにサイズ変更も可能。これから打ち直しを考えている方はぜひ最後までお読みいただければと思います。
目次
お預かりした綿布団について
掛布団の状態
今回お預かりした掛布団は、シングルサイズ(150×200cm)のものでした。
掛布団なので化学繊維が多めな綿なのかなと思っていましたが、天然の綿もしっかり入っている綿でした。
綿の掛布団の多くは、化学繊維を多く含んだ綿が使用されています。なぜなら、軽さとボリューム感を重視したいから。
しかし、今回お預かりした掛布団をよく見ると綿の殻が所々で見られ、天然の綿もしっかりと含まれているということが分かりました。
ゴミや不純物も少なく、状態も良好で打ち直しは十分に可能な綿でした。
打ち直し前の写真(掛布団)


敷布団の状態
お預かりした敷布団は、シングルサイズ(100×200cm)。
掛布団とお店で購入したのかは不明ですが、掛布団と同じような綿質でした。
掛布団同様、綿の状態は良好で十分打ち直しは可能でした。
また、お預かりした敷布団の特徴として、とじ糸が見受けられませんでした。使っているうちに切れてしまったのか、そもそも無かったのかも不明です。
打ち直し前の写真(敷布団)


今回の打ち直しの特徴
ロングサイズの綿布団
お預かりしたお布団の丈は200cm程でしたが、掛布団・敷布団ともに丈を210cmのロングサイズでお仕立てしました。
身長の高い方で、「布団から足が出てしまう…」というお悩み、よく耳にします。
体に合っていないサイズの敷布団で寝ると、つい体を丸めたり縮こまったりしてしまい、寝心地が悪くなってしまいます。快適な睡眠のためにも、ご自身の体に合ったサイズを選ぶことはとても大切です。
そんな方に向けて、睡眠屋では下記のようなオプションをご用意しております。
・ロングサイズ(210cm):+1,100円
・超ロングサイズ:(230cm):+3,300円
また、オンラインショップでは選択できませんが、230cm以上の特注サイズにも対応可能です。メールやLINE、電話からお気軽にご相談ください。
完成品は?
掛布団の仕上がりについて
今回お作りした掛布団は、むら糸木綿地の「江戸の人々 紺色」と「無地 山吹茶色」の生地を使用しました。
この生地の組み合わせは、E様が実際にご来店くださり、お店で選んでくださいました。
深みのある紺色と、山吹茶色の組み合わせがとても相性よく、おしゃれで落ち着いた雰囲気の掛布団に仕上がったと思います。
裏の生地は白色の裏地を使用しています。
完成した掛布団の写真


敷布団の仕上がりについて
敷布団も、掛布団と同様にむら糸木綿地の「江戸の人々 紺色」と「無地 山吹茶色」の生地を使用しました。
掛布団と同じ生地を使用したことで統一感のある綿布団1組になりました。
しなやかな肌触りと通気性に優れたむら糸木綿地は、機能性だけでなく見た目も楽しめる綿布団です。
完成した敷布団の写真



打ち直しの内容と料金
ご注文の内容
・掛敷1組から掛敷1組へ打ち直し
【お預かり品】
・掛布団(シングル)1枚
・敷布団(シングル)1枚
【打ち直し】
前:約11.3kg +足し綿 約2.0kg
後:約11.3kg
【完成品】
・掛布団(150×210㎝)1枚
生地: むら糸木綿地 江戸の人々柄 紺色
+むら糸木綿地 無地 山吹茶色
/裏地(白) 1枚
中綿:約3.8㎏
オプション:丈+10cm
・敷布団(100×210㎝)1枚
生地:むら糸木綿地 江戸の人々柄 紺色 / 裏地(白) 1枚
中綿:約6.8㎏
オプション:丈+10cm
・残り綿:約1.2㎏
料金
・掛布団:¥25,300(税込)
・敷布団:¥25,300(税込)
合計:¥50,600(税込)
まとめ
今回は、むら糸木綿地を使ったロングサイズの綿布団への打ち直し事例をご紹介しました。
最近、むら糸木綿地を使用した綿布団を希望されるお客様が増えてきました。
これまでの綿布団とは一味違う雰囲気のデザインや、サテン地とはまた違うしなやかさ・肌ざわりを楽しめる「むら糸木綿地」。
そんな新感覚の綿布団を気に入っていただける方が増えてきていることを、とても嬉しく思います。
お預かりしたお布団の綿量が多かったため、約1.2㎏ほど余りました。
E様のご意向により、余った綿は当店にて無料で回収させていただきました。
回収した綿は、リサイクルコットンとして大切に再利用させていただきます。
そして、場所を変え、また別の誰かの生活を支える存在となるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
お問い合わせは、LINE・メール・電話でお待ちしております。
リンク
SNS
この記事を書いた人

睡眠屋スタッフ
金内 海都(カナウチ カイト)
山形県酒田市生まれ。
2024年2月に株式会社睡眠屋に入社。
現在、納品事例ブログを書くことを通じ、綿布団について絶賛勉強中。
趣味は昼寝、野球観戦、音楽鑑賞、などなど。
各SNSでも眠りに関する様々な情報やイベント情報を発信をしてます。