「掛ふとん1枚」→「掛ふとん」へ打ち直し
2025年 埼玉県 W様 【電話からご注文】
納品事例 #029
こんにちは、睡眠屋の金内海都です。
今回は、東京都のW様よりご依頼いただいた「掛ふとんの打ち直し事例」をご紹介いたします。
シングルサイズの掛ふとんを、同じくシングルサイズの掛ふとんへ打ち直しいたしました。
お問い合わせからご注文までは、お電話にてご対応させていただきました。
お仕立てした掛ふとんには、むら糸木綿地を使用しております。
また、今回よりむら糸木綿地の掛ふとん仕様が新しくなりましたので、その点についてもあわせてご紹介いたします。
詳しい内容についてご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
お預かりした綿布団について
掛布団の状態
今回お預かりした掛布団は、シングルサイズが1枚でした。
襟元にタオル地の生地が付いているのが特徴的です。
所々、生地が破けていたり、シミや汚れがみられました。
しかし、打ち直しで大事なのは中綿の状態ですので心配ありません。

このお布団の中綿は、綿と化学繊維が混ざったタイプでした。
表面は長年の使用で茶色く変色していましたが、中を詳しく見てみると、内側の中綿はさほど汚れておらず、比較的きれいな状態でした。

完成品は?
掛布団の仕上がりについて
むら糸 柄あそび の掛布団をお作りしました。
生地は
【むら糸木綿地 糸巻き柄 常盤色】
【むら糸木綿 無地 常盤色】
【むら糸木綿 無地 瑠璃色 】
の3種類を使用しています。
通常『柄あそび』シリーズでは、表面のハギ部分には裏面と同じ生地を使用します。
しかし今回は、お客様のご希望により「常盤色」の生地を使用し、表面全体のデザインに統一感をもたせた仕様に仕上げました。

ループ付き仕様
掛布団には、オプションで「8か所ループ」をお付けしました。
掛カバーを使用されるとのことでしたので、ズレ防止としてループ付き仕様をご提案し、今回つけさせていただいております。
掛カバーのズレが気になる方に、とてもおすすめのオプションです。

掛布団の仕様変更について
むら糸木綿地で作る掛布団の仕様が変わります
むら糸木綿地でお作りする掛布団の仕様が、このたび変更になりました。
変わったポイントは「ハギの部分」です。
今年の夏に一度仕様を見直し、お客様からもご好評をいただいておりましたが、より良いものをお届けしたいという想いから、社内で再度話し合い、今回さらに改良を加えることになりました。
↓旧仕様
新しい仕様では、両側にハギを入れることでシンメトリーなデザインとなりました。
ハギで使用する生地は旧仕様と変わらず、”ふとんの裏面と同じ色の生地”を使用します。
※掛布団の「あわうめ柄」「さらさ柄」につきましては、今回変更はありません。
打ち直しの内容と料金
ご注文の内容
・掛布団→掛布団へ打ち直し
【お預かり品】
・掛布団(シングル)1枚
【打ち直し】
前:約3.5kg +目減り分の足し綿 約0.7kg
後:約3.5kg
【完成品】
・掛け布団(150×200㎝)1枚
生地:むら糸木綿地 糸巻き柄 常盤
むら糸木綿地 無地 常盤色
むら糸木綿地 無地 瑠璃色
中綿:3.5㎏
料金
合計:¥24,200(税込)
まとめ
東京都W様より、シングルサイズ掛ふとんの打ち直しの納品事例でした。
お預かりした際は、生地の破れや汚れが見られましたが、打ち直しによって再び快適にお使いいただける掛布団へと生まれ変わりました。
生地には、柔らかくしなやかな手触りが魅力のむら糸木綿地を使用し、快適さはもちろん、見た目にもこだわった一枚に仕上がっています。
さらに、掛カバーのズレを防ぐためにループをお付けし、使い勝手の良さも向上させました。
これからの眠りを快適にサポートしてくれる掛布団となりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
むら糸木綿でお作りする掛布団をご注文の場合は、お問い合わせフォーム・LINE・メール・電話でお待ちしております。
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この記事を書いた人
(株)睡眠屋
金内 海都 カナウチ カイト
納品事例ブログを書くことを通じ、全国のお客様が安心して綿布団・打ち直しのご注文ができるよう情報発信しております。
また、私自身も綿布団についての理解をさらに深められればと考えています。
【プロフィール】
山形県酒田市出身
2024年2月入社。
Instagram・YouTube・Xでも眠りに関する様々な情報やイベント情報を発信をしてます。