【納品事例】お昼寝布団の予想外の使い方!

座布団からお昼寝布団へ打ち直し

2024年 山形県S様
納品事例#004

みなさん、こんにちは。睡眠屋の金内海都です。今日は、長年使い込んでぺちゃんこになってしまった座布団を、お昼寝布団に打ち直した事例をご紹介します。使わなくなった座布団の保管に困っていたお客様でしたが、打ち直しで実用的なアイテムとして生まれ変わらせました。詳しい内容についてお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

目次

使い込んだ座布団のよくある悩み

座布団は、使い込むうちにヘタってぺちゃんこになってしまいます。座布団は座るためのアイテムであり、使用するうちにヘタってしまうことも避けては通れません。その結果、快適に使えなくなってしまうことが悩みのひとつです。

さらに、座布団は保管にも困ってしまいます。使えない座布団なのに捨てるのがめんどくさい、捨てるのがもったいないと感じてしまい、押入れやクローゼットの中で場所を占めてしまうという悩みをよく聞きます。

時代の変化と共に座布団を日常的に使用することは少なくなってきていると思います。生活様式が変わり、使えるけど使っていない座布団が多く存在しています。

使用しない座布団から実用的なアイテムへ

今回のお客様も使わなくなった座布団の保管に困っており、使えるものに打ち直しをしたいというご相談でした。

当初、お客様は座布団から座布団への打ち直しを希望していました。しかし、生地を選んでいる最中に同じコーナーにあるお昼寝布団に目を付け、座布団をお昼寝布団に作り直すというアイデアを思いつきました。

お昼寝布団は通常、子どもが寝るための布団であり、座布団とは縁がないように思います。しかし、お客様は、このお昼寝布団を椅子に敷いて背中にもかかるように使用することを思いついたのです。

みなさん、暑い季節に椅子に座ると、椅子の素材によっては背中が蒸れて不快感を感じることがあると思います。この使い方なら綿の高い吸湿性のおかげで不快感を解消できることでしょう。また、硬い椅子を使っているならば、おしりから背中にかけてのクッション性が向上しますので、長時間座っていても身体への負担が軽減されることでしょう。

お預かり品について

お預かり品の状態

破れや綿の偏りはなく、よくある一般的な座布団でした。
長年使用していたため、ヘタってぺちゃんこになっていましたが綿の質は悪くなく打ち直しは可能でした。

打ち直し前の写真

  

座布団を打ち直しする際の注意点

座布団の中には「反毛」という中綿が使用されていることがあります。反毛とは、毛布やカーペット、古着などの布地を綿状にして再利用された中綿のことです。この中綿は、様々な色が混ざり合っているのが特徴です。反毛は打ち直しができませんので、注意が必要です。

完成品と仕上がり

打ち直し後のお昼寝布団は、通常とは異なる使い方をします。椅子に座った時におしりと背中をしっかりと支えてくれるので、長時間の座り作業やリラックスタイムに最適です。このお昼寝布団は、椅子に座る際の快適さを大いに向上させてくれるアイテムとなりました。また、お昼寝布団なので軽量で取り扱いやすいのも魅力のひとつです。生地の柄もシンプルな色の中に様々な大きさの渦巻があり、良いアクセントになっています。

完成品の写真

    

 

打ち直しの内容と料金

ご注文の内容

・座布団5枚からお昼寝布団2枚に打ち直ししたい

【お預かり品】
・座布団5枚(サイズ不明)

【打ち直し】
・打ち直し前:座布団5枚分(6.0㎏)+目減り分の足し綿(1.0㎏)
・完成:約6.0㎏

【完成品】
・お昼寝布団(70×140)2枚
 表生地:むら糸 うずまき(紺)
 裏生地:むら糸 無地 すみれ色
 中綿:1枚あたり約3.0㎏

料金

合計¥26,950円(税込) ※1枚あたり¥13,475円(税込)

まとめ

長年使い込んでぺちゃんこになった座布団が、お昼寝布団として新たに生まれ変わり、実用的なアイテムとして再利用できるようになりました。

使わなくなった座布団も、工夫次第で新しい使い道を見つけることができます。皆さんの自宅にも使わなくなった座布団があって再利用を考えているなら、他の製品への打ち直しを検討してみてください。もちろん、座布団から座布団への打ち直しでも歓迎です。そして、そのときはぜひ私たちにご相談してみてください。

捨てようとしていたものが快適で実用的なアイテムに生まれ変わることで、また新たな役割を果たしてくれます。そして、新たな思い出を一緒に築いていけることでしょう。

 お問い合わせは、LINE・メール・電話でお待ちしております。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!!

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金内 海都(カナウチ カイト)

山形県酒田市生まれ。
高校卒業後、地元企業に就職し約7年間の社会人経験を積む。2024年2月に株式会社睡眠屋に入社。
現在、納品事例ブログを書くことを通じ、綿布団について絶賛勉強中。
趣味は昼寝、野球観戦、音楽鑑賞、ゲームの配信を見ること、などなど。