【納品事例】保管に困っていた婚礼布団。
掛布団(S)から肌掛け布団(S)へ
2024年 山形県G様
納品事例#006
みなさん、こんにちは睡眠屋の金内海都です。今回は、親から贈られた婚礼布団を肌掛け布団に打ち直しをした事例ついてご紹介します。大切な人からの贈り物で捨てたくても捨てられずにいた掛布団。その掛布団をお昼寝や季節に合わせて使える肌掛け布団に打ち直しすることで、より快適でより使い勝手の良いアイテムに生まれ変わらせることができました。詳しい内容についてお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
目次
婚礼布団の価値と打ち直しの必要性
婚礼布団は、結婚の際に親から贈られる特別な布団で、家族の絆や祝福の象徴でもあります。そのため、長い年月が経過しても、大切に使用していきたいと考えるのが普通です。しかし、布団も使い続けたり未使用でも保管期間が長いと、どうしても汚してしまったり劣化したりしてしまいます。また、生活様式の変化と共に羽毛布団を掛けて寝ることが主流になってきたため、綿の掛布団の出番が来ることがなかなかありません。
四季の変化と肌掛け布団の活用
近年は四季がよりはっきり分かれるようになり、気温の変化に応じて布団を使い分ける必要が出てきました。そのため、掛布団を同じ掛布団へ打ち直しするのではなく、より使い勝手の良い肌掛け布団に打ち直しすることになりました。
お預かり品について
掛布団の状態
破れや汚れがなくとても良い状態でした。一番の特徴としましては、衿元にべっちんがあること。
掛布団の中綿は軽量化を図るために化学繊維の割合が高いものが多く存在します。この掛布団も同じで綿の割合が低く、化学繊維の割合が高い布団でした。そのため、ボリュームがあって柔らかく軽いお布団でした。
打ち直し前の写真
婚礼布団のべっちんとその役割
婚礼布団の特徴として、衿元に施されたべっちんが挙げられます。このべっちんがあることで布団がより豪華に見えると共に、長く使っても形が崩れにくくする効果があります。
完成品と仕上がり
打ち直しが完了した布団は、見た目も機能性も見違えるように変わりました。淡うめ柄の赤と青の肌掛け布団は、部屋に爽やかな色合いを加え、視覚的にも楽しい雰囲気を提供します。また、再び取り付けられたべっちんが布団全体に上品さをプラスし、長く使い続けるための耐久性も確保されています。
肌掛け布団としての使い心地も抜群です。軽やかでありながら、適度な暖かさを提供してくれるので、季節に応じた快適な眠りをサポートしてくれます。春や秋の微妙な気温の変化にも対応できるため、年中快適に使用することができます。
完成した肌掛け布団の写真
打ち直しの内容と料金
ご注文の内容
・掛布団2枚から肌掛け布団4枚へ打ち直し
・べっちんを再利用したい
【お預かり品】
・掛布団(150×200)2枚
【打ち直し】
・打ち直し前:掛布団2枚(約10㎏)
足し綿無し
・完成:約10㎏
【完成品】
・肌掛け布団(150×210)4枚
生地:あわうめ柄あか色
あわうめ柄あお色
べっちん再利用2枚
中綿:1枚あたり約2.5㎏
料金
・合計¥44,000円(税込)※1枚あたり¥11,000円(税込)
まとめ
親から贈られた婚礼布団が、掛布団から肌掛け布団へと生まれ変わりました。古い布団が新しくなり、これからも長く使える状態に打ち直しされたことは、非常に嬉しいことです。使い勝手が良く、見た目も美しい布団として生まれ変わったことで、また新たな思い出をこの布団と共に築いていけるはずです。
もしあなたのご自宅にも眠っている婚礼布団があるならば、使えるものに打ち直しをしてみませんか?その時はぜひ当店に相談してみてください。保管に困っていた布団がより一層愛着のあるアイテムになることでしょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。