サステナブルな中綿”リサイクルコットン” - 睡眠屋

サステナブルな中綿”リサイクルコットン”

リサイクルコットンについて

2025.01

こんにちは、睡眠屋スタッフの金内です。
今回は、保育園用お昼寝布団の中綿のひとつであるリサイクルコットンについてご紹介します。睡眠屋のリサイクルコットンは、ただ不要になった綿を再利用しているものではなく様々な思いや考えが込められた特別な綿。
これから保育園用お昼寝布団を選ぶ方にとって、ぜひ参考になるような情報をお届けできれと思います。ぜひ最後までお読みください。

 目次

 リサイクルコットンとは

リサイクルコットンは簡単にいうと、不要になった綿の中から高品質なものだけを選別し、様々な加工を施すことでで新品同様レベルまで再生した綿です。
それではここから、より詳細についてご紹介します。

不要になった綿布団の回収

では、その不要になった綿はどこから集まるのでしょうか?

睡眠屋では、法人(旅館や保育施設など)または、地域住民の方々が不要になった綿布団を回収させていただいております。そして、集めた綿布団をリサイクルコットンの材料として活用しているのです。

不要な綿布団の回収-睡眠屋

様々な加工で新品同様レベルに再生

リサイクルコットンは様々な加工を施すことで新品同様レベルまで再生されます。代表的な加工でいうと、”高温処理”を施すこと。
約130℃の高温処理することで細菌やカビといった微生物を殺菌する効果があります。臭いも取り除きますので、新品同様レベルの綿をご提供します。

さらに、高温処理をすることで余分な水分が取り除かれ、ふわふわで柔らかな質感に仕上がることもポイントのひとつです。

製綿機-睡眠屋

リサイクルコットンと綿100%の比較

次にリサイクルコットンと綿100%の比較をしていきます。見た目は新品の綿100%の綿とほぼ変わらないように感じられます。リサイクルコットンはこのレベルまで再生されるのです。

リサイクルコットンと綿100%の比較-睡眠屋

 リサイクルコットンの意義

リサイクルコットンは、単に綿を再利用するだけではありません。活用することで、環境保護や地域社会においてさまざまな重要な役割を果たすことが期待できます。

寝具のごみ排出量

みなさんは、寝具が年間のごみ排出量ランキングで毎年上位に入っているのをご存じでしょうか。私も、この話を聞いた時に正直驚きました。

使える綿を再利用することは、地域のゴミの削減につながると共に資源を循環させ、持続可能な未来を築くための小さな一歩となるのです。

世代を超えたつながり

前述の通り、リサイクルコットンの材料として使用するのは、不要になった綿布団です。個人の方が当店にお持ちいただく布団の中には、「使っていないけれど手放しづらかった婚礼布団」や「思い出が詰まった子ども用布団」など、長年大切にされてきたものもあります。

こうした思い出の綿布団が再利用され、次世代を担う子どもたちの成長を支える存在へと生まれ変わることは、とても意義深く、素晴らしい循環の形だといえます。

リサイクルコットン-つながり-睡眠屋

 まとめ

リサイクルコットンは、環境への配慮だけでなく、世代間のつながりを生み出す、とても意義深い素材です。保育園用お昼寝布団の中綿に迷っている方は、ぜひリサイクルコットンを選んでみてはいかがでしょうか。

また、過去に綿布団をお持ちいただいた皆さまは、綿布団がこのように活用されているのをご存じでしたでしょうか?当店では今回ご紹介したように、回収した布団をそのまま廃棄するのではなく、丁寧に打ち直しをし、再利用しています。

今後も回収の機会がありますので、不要になった綿布団や使われていない布団をお持ちの方は、ぜひご協力いただければ幸いです。あなたの布団が、新たな価値を持って次世代に受け継がれていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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睡眠屋 金内 海都(カナウチ カイト)

山形県酒田市生まれ。
高校卒業後、地元企業に就職し約7年間の社会人経験を積む。2024年2月に株式会社睡眠屋に入社。
現在、納品事例ブログを書くことを通じ、綿布団について絶賛勉強中。
趣味は昼寝、野球観戦、音楽鑑賞、ゲームの配信を見ること、などなど。
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