肌の弱い孫が帰省中に使うんです
2026年3月 和歌山県 田辺市 S様
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納品事例 #034
先日、こんなお問合せの電話がかかってきました。
「中綿が綿100%の肌掛け布団が2枚あるのですが、それを1枚にして本掛け布団にしたいんです。孫が数週間したら帰省してくるのでその時に使わせたいと思ってます。孫は肌が弱くて化学繊維が入っていると肌に負担になるので足し綿は綿100%でお願いしたいです。対応は可能でしょうか?」
目次
お預かりした綿布団
敷布団の状態(before)

色違いの掛布団で、生地に破れや傷みはあまり見られませんでした。

生地の素材は、キュプラ・ポリノジックが使用されていました。
ポリノジック→木材パルプを原料とした再生繊維

次に中綿の状態を確認します。
中綿はS様に聞いていた通り、綿100%の中綿でした。
繊維はとても柔らかく、今までに触ったことのないような感触。睡眠屋で使用している綿(インド綿)とはまた違う品種の綿でした。
劣化や汚れはほとんどなく十分打ち直しが可能な綿でした。
完成品した綿布団
敷布団の仕上がり(after)

打ち直しによって、2枚の肌掛け布団が1枚の本掛け布団になりました。
中綿が天然素材100%、そしてやわらかな繊維だったということもあって、やわらかな感触の本掛け布団に仕上がりました。
サイズは、市販の掛カバーが探しやすいようにということで、150×210cm(シングルロング)にリサイズしてお仕立てしました。生地には「あわうめ柄(ブルー)」を使用しています。
今回の事例のポイント
肌掛け布団を打ち直して、本掛け布団に
今回は、肌掛け布団から本掛け布団という異なる商品への打ち直しでした。
睡眠屋では、このような打ち直しも対応可能です。
敷布団が必要になった...
掛け布団が必要になった...
そんなとき、新品を買うというのも一つの選択ですが、ご自宅に使っていない綿布団や座布団などを打ち直しして作るということも可能です。綿量が足りない場合でも足し綿をしてお作りすることも出来ますので、ぜひ一度ご相談ください。
敏感肌のお孫さんのための布団に
お孫さんや家族が遊びに来たときや、お泊まりの際に、安心して眠れる寝具環境を整えてあげたいと思う方が多いはず。
とくに、アトピーなどの敏感肌の方は、化学繊維の刺激によって、肌に負担をかけてしまいトラブル原因になることがあります。そのため、肌に直接触れる寝具は、できるだけ肌にやさしい素材を選びたいものです。
今回も同じように「肌の弱いお孫さんのために化学繊維は使いたくない」というご要望をいただきました。
そこで、足し綿に化学繊維は使用せず、綿100%の綿で目減り分の足し綿を行いました。
通常、打ち直しの際に行う「目減り分の足し綿」は、繊維の耐久性を保つために化学繊維を使用しています。
なぜなら天然素材は、打ち直しをすると繊維の強さ、コシが低下してしまうため。綿の状態を見ながらですが、基本的には化学繊維を加え、へたりにくさや強度を補っているのです。
しかし、お客様のご要望に応じてご注文が可能ですので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
打ち直しの内容と料金
ご注文
【お預かり品】
・肌掛け布団 シングル 135×180cm 2枚
【完成品】
・本掛け布団 シングルサイズ(150×210㎝) 1枚
生地:あわうめ柄 ブルー
中綿:約3.5㎏
料金
15,400円(税込)
まとめ
今回の事例では、肌掛け布団2枚を1枚の本掛け布団へと打ち直しし、さらに足し綿も綿100%で仕上げることで、敏感肌のお孫さんにもやさしい綿布団に生まれ変わりました。
お孫さんの帰省に合わせて「安心して眠れる環境を整えてあげたい」というS様の想いを、かたちにするお手伝いができました。
睡眠屋では、お布団の状態やご使用になる方の体質・ご要望に合わせて、素材や仕様を柔軟に調整することが可能です。
「この天然素材だけで作りたい」「こんな仕様はできる?」といったご相談も、どうぞお気軽にお寄せください。
大切なご家族が安心して眠れる一枚を、心を込めてお仕立ていたします。
S様、遠方の和歌山県からわざわざご注文いただき誠にありがとうございました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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この記事を書いた人
(株)睡眠屋
金内 海都(カナウチ カイト)
・2024年2月入社
・山形県酒田市生まれ
主に昔ながらの綿布団・打ち直し部門を担当しております。ご注文、お問い合わせの対応はもちろんのこと、ブログやSNSを通して情報発信も行っています。
まだまだ未熟者ではありますが、これからどんどん知識や経験を増やし、お客様により満足していただけるよう頑張っていきたいと思います。
