「新入園児向け」お昼寝布団のご依頼

お布団屋さんが廃業してしまって。

千葉県千葉市 たいよう保育園 様 

寝具業界は販売チャネルの変化と後継者不足という二重の問題に直面しています。近年、地元のお布団屋さんが次々と廃業する中、多くのお客様が代替の調達先を模索しておられます。
たいよう保育園様もそんなお悩みを持たれていた保育園の一つ。

量販店や、専門でない業者に依頼するのも不安があるし、かといって遠方のお布団屋さんはどうなのか… 
と、ご不安の中お問合せを頂きました。

たいよう保育園様からのお問い合わせを受け、まずはお電話やメールにて何度も詳細な打ち合わせを行いました。

保温性・ホコリのたちにくさ等、保育園様が理想とする中綿の特性も考慮し、オリジナルで綿の配合を決めていきます。

また、基本的なサイズは、お部屋の大きさと収納スペースを考慮して決定していきます。
年長クラスになっても足がはみでないサイズという点も大切。

また、取扱いしやすい重さを考慮することも重要なポイントととらえました。
「おかたづけ」も大切な教育のひとつですので、園児がストレスなく持ち運びができる重さと寝心地のバランスを考え、敷布団と掛布団それぞれの重さを600グラムに設定しました。

こうした打ち合わせから保育園様のご希望を少しずつ形にしていきました。

 

ご相談を重ね決定した仕様はこちら。

  • サイズ 敷布団(55㎝×125㎝)・掛布団(100㎝×125㎝)
  • 中 綿 ホコリのたちにくい防ダニ綿を使用
  • 重 量 敷布団(600g)・掛布団(600g)
  • 納品数 敷布団(30枚)・掛布団(30枚)

実際の使用感と感想は? 

実際に納品した寝具の使用感を確かめたく、後日、たいよう保育園様へ訪問させて頂きました。

とても綺麗な園庭と、木材をふんだんに使用した園内はとてもいい香り。
のびのびと保育できる環境が整っていました。 

お昼寝布団を使用している園児さんもぐっすりお昼寝中。
毎日とても快適に使用されているとのこと。

提供しているお昼寝布団が実際に使用されている光景を見ると、とても嬉しい気持ちになります。

 

使用後の状態や、使用した事で見えてくる課題には、お互い情報を共有しながら継続的に改善を重ねていきたいと思います。

最後は職員さんと一緒に、お昼ご飯までご馳走になってきました。
とても温かみのある対応に、とても感動した1日でした。

ご遠方からのご依頼、誠にありがとうございました。