【納品事例】むら糸木綿地の肌掛け布団へ打ち直し - 睡眠屋

【納品事例】むら糸木綿地の肌掛け布団へ打ち直し

 掛布団1枚 + 前回の残り綿 → 肌掛け布団

2025年 東京都 Y様
納品事例 #021

こんにちは、睡眠屋スタッフの金内です。

今回は、前回ご紹介した打ち直し納品事例の続きとなります。

 →前回の納品事例 #20はこちらから

2回目のご注文では、新たに掛布団(シングル)1枚を打ち直し、さらに前回の打ち直しの残り綿も無駄にすることなく有効活用しました。

完成した商品は、肌掛け布団と座布団。
どのような仕上がりになったのか、詳しい内容を紹介します。

 目次

 

 お預かりした綿布団について

掛布団の状態

今回お預かりした掛布団は、シングルサイズ。
オレンジ色や赤色の四角形が特徴のとてもユニークな柄の掛布団でした。
前回お預かりした掛布団の色違いの様です。

前回お預かりした掛布団は、表面は小さな”だま”になった綿で溢れており、ぽろぽろと落ちてくるような状態でした。しかし、今回お預かりした掛布団は、”だま”は少し見受けられるものの、そこまで状態の悪い中綿ではありませんでした。

綿質は前回のものとあまり変わらず、化学繊維を多く含んだ綿でした。

打ち直し前の写真(掛布団)

むら糸木綿地を使った肌掛け布団へ打ち直し-預かり掛布団むら糸木綿地を使った肌掛け布団へ打ち直し-預かり掛布団中綿

 今回の打ち直しの特徴

好みの柄が多かった「むら糸木綿地」

実はY様は、最初にお問い合わせいただいた際、「むら糸木綿地で掛布団を作りたい」とご希望されていました。
その理由は、ご自身の好みに合う柄がたくさんあったから。

しかし、ご予算との兼ね合いもあり、前回は掛布団への使用は見送ることに。
次回注文の際にむら糸木綿地をぜひ使用したいというご意向でした。

そして今回、むら糸木綿地で「肌掛け布団」と「座布団」を作ることになったのです。

オシャレで個性的な生地が多い「むら糸木綿地」

綿布団の生地といえば、昔ながらの花柄デザインなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

もちろん、その懐かしさや落ち着いた雰囲気が好きという方もたくさんいらっしゃいます。
でも中には、こんなふうに思ったことがある方もいるのではないでしょうか?

  • もっと他の雰囲気の生地ってないの?

  • 個性的で見た目も楽しめる綿布団が欲しいな…

そんな方におすすめなのが「むら糸木綿地」です。

オシャレかつ遊び心溢れるデザインは、日常に彩りを与えてくれます。
むら糸木綿地は、昔ながらの綿布団にはない新しい感覚を楽しめる生地なのです。

ユニークな生地-むら糸木綿地
綿100%のむら糸木綿地は見た目のデザイン性だけでなく、実は機能面でもとっても優れています

むら糸木綿地は太さの異なる糸を織り交ぜているので、生地の表面に自然な凹凸が生まれます。これによって肌にまとわりにくく、暑い季節でもさらっと快適な使い心地に。
通気性も良く、綿わたとの相性が抜群です。

「せっかく作るなら、今までとは少し違った綿布団にしてみたい」
そんな方は、ぜひ一度むら糸木綿地の綿布団を検討してみてはいかがでしょうか。

 完成品は?

仕上がりについて

今回は、掛布団1枚と前の残り綿を活用して、「肌掛け布団」と「座布団」へ打ち直ししました。

肌掛け布団は綿量が少ないため、むら糸木綿地ならではの柔らかさしなやかさがより際立ちます。
表地には「常盤色の行儀小紋柄」、裏地には「萌黄色の無地」を使用しました。
どちらもグリーン系で統一されており、落ち着いた雰囲気の中にやさしさを感じられる掛布団に仕上がりました。

完成した肌掛け布団の写真

むら糸木綿地を使った肌掛け布団へ打ち直し-肌掛け布団-裏面

むら糸木綿地を使った肌掛け布団へ打ち直し-完成品-肌掛け布団むら糸木綿地を使った肌掛け布団へ打ち直し-肌掛け布団-サイド

完成した座布団の写真

さらに、「余った綿で座布団も作りたい」とのご希望もありましたので、座布団もお作りしました。

表面には「瑠璃色の文房具柄」、裏面にはその柄に使われている色味に合わせた「山吹茶色の無地」を使用。
色のつながりが自然で、遊び心と統一感のある座布団になりました。

むら糸木綿地を使った肌掛け布団へ打ち直し-座布団-銘仙判むら糸木綿地を使った肌掛け布団へ打ち直し-座布団-文房具柄

※むら糸木綿地を注文する際の注意点

現在、仕様変更になった箇所があるので紹介します。

①:掛布団・敷布団共に表面のみ、柄生地をお選びいただけます。裏面は無地のみとなります。

②:柄の生地を使った掛布団、セミダブル以上の敷布団は必ず「ハギ」が入りますが、ハギ部分は無地を使用します。(通常、裏面で選んだ色)

 打ち直しの内容と料金

ご注文の内容

・掛敷1組から掛布団2枚へ打ち直し

【お預かり品】
・掛布団(シングル)1枚
・残り綿 約1.5㎏

【打ち直し】
・打ち直し前:掛布団1枚(約4.0㎏)
       ※目減り分の足し綿なし

・完成:約2.5㎏ 

【完成品】
・肌掛け布団(150×200㎝)1枚
 生地:むら糸木綿地 行儀小紋柄 常盤色/むら糸木綿地 無地 萌黄色
  中綿:約2.0㎏

・座布団(銘仙判) 2枚
 生地:むら糸木綿地 文房具柄 瑠璃色/むら糸木綿地 無地 山吹茶色
 中綿:約1.0㎏/一枚あたり

料金

肌掛け布団¥25,850円(税込)

座布団¥2,970円(税込)×2


合計¥31,790円(税込)

 まとめ

今回は、掛布団1枚と残り綿を使って、肌掛け布団と座布団へ打ち直しをした納品事例をご紹介しました。

むら糸木綿地に興味を持ってくださったY様に、実際に商品をお届けできたことを、とても嬉しく思っています。

むら糸木綿地は、これまでの綿布団にはなかったデザイン性と、快適さが魅力の生地です。サテン地などとはまた違った良さがありますので、ぜひ一度その使い心地を体感してみてはいかがでしょうか。

なお、生地には限りがございます。気になる方は、お早めにお問い合わせください。

 お客様の声

Y様から嬉しいお言葉を頂きました。

こちらこそ丁寧にご対応いただきありがとうございました。
布選びも楽しかったです。
何よりぺちゃんこの布団が蘇って、しかも毎晩幸せな気持ちになれるのが、とても嬉しいです。
家族もみな喜んでいます!ありがとうございました

喜んでいただき、嬉しく思います。
これからもお客様に満足していただける製品作りに努めたいと思います


最後までお読みいただきありがとうございました。
お問い合わせは、LINE・メール・電話からお問い合わせください。

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睡眠屋スタッフ 
金内 海都(カナウチ カイト)

山形県酒田市生まれ。
2024年2月に株式会社睡眠屋に入社。
現在、納品事例ブログを書くことを通じ、綿布団について絶賛勉強中。
趣味は昼寝、野球観戦、音楽鑑賞、などなど。
各SNSでも眠りに関する様々な情報やイベント情報を発信をしてます。


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